展示期間中は、7月1日(初日)、4日、5日、7日(七夕)、9日、11日(朗読会)、12日(最終日)に在廊いたします。気軽にお声をかけてください。
「笑顔ひとつ」畑尾和美 朗読会
7/11(土)19時より1時間ほど 参加費:1000円
要予約(SEWING GALLERYまで)
当日、青 AOの笑顔な食べ物の販売もございます。どうぞ、気軽にご参加ください。
2009.07.0 3.fri 「 - 笑顔ひとつ - 3日目」
- 曇り、雨 -
今日も仕事。初日と昨日に観てくれた職場の人が、私の作品と日記からの言葉の話で盛り上がっています。みんな、ゆっくりしてくれたことがわかるから本当に嬉しい。そして、私の毎日を見ていたかのように話すのがおもしろい。今回の展示は、全部見ようと思うと時間がかかるのですが、それでも読んで、観てくれていることがありがたい。「今回は特にゆっくり出来ました」と言ってくれたので、「なんででしょうね」と聞くと、「なんででしょう」という返事。その人が「もう一回行きたいな」とぽろりと呟く。私に気をつかって言ったんじゃないのが伝わってきたから、さらに嬉しい。
もうすぐ七夕。三倉さんと二人でしているマリンガールズのリーディングのことを考えています。今日は自分のパートを書いてしまおう。唄の練習もしないと。朗読会もあるし、まだまだすることが山盛りあります。順番に、ひとつずつと言い聞かせます。
2009.07.02.thu 「 - 笑顔ひとつ - 2日目」
- 曇り -
今日は仕事。ギャラリー
には中西さんがいるので安心です。でも、本当は作品のそばにいたいのが本心で、仕事の合間に個展のことを時々考えていました。そして、七夕や朗読会のことなど、これからすることが頭をよぎります。
マーガレットプレスのブログに、冊子製本の坂本さんが展示に合わせて書いてくださっていました。嬉しいです。期間中、丁寧に製本された冊子を、来てくださった方にお伝えしたいです。初日は余裕がなかったので、土曜日はお話しようと思います。関西代表、がんばります。
2009.07.01.wed 「笑顔ひとつ 初日」
ー 晴れ、曇り、時々雨 ー
10時半に家を出て星ヶ丘に向います。去年は半袖を来ていたけど、長袖を着てるから、今年の暑さはまだましなのでしょう。今日はギャラリーの代表の中西さんも来ていて、なんとなく安心。11時までに少し展示の手直しをします。
いつものことですが、今回の展示もどうなるのだろうかと心配でした。でも、みなさん日記の言葉と合わせて観てゆっくりしてくださるのが嬉しいです。一緒に仕事をしている職場の方々、島根の石見銀山の方から会いに来てくれた方々、初めてお話する方々、洋裁や陶芸の久々にお会いする方々。たくさんの人と初日からお話出来ました。展示の内容も説明するごとに「笑顔ひとつ」の根っこが、ちょろりとのびる気がします。明日、明後日は仕事ですが、私のいない時には中西さんがいてくれるということなので心強いです。心より感謝。
ギャラリー後に、玉造のバイエルへ。三倉さんと七夕に行うマリンガールズのリーディングの打ち合わせ。実は二人で声を合わせるのは一年ぶりで、さてどうしましょうと言った感じ。まさに七夕の再会です。そう言うマリンも8年目のリーディング。どんな風にしようかと、まだまだ考えている真っ最中ですが、今の私たちの言葉を綴りたいですね、三倉さん。
打ち合わせが終って、終電に乗って三条。そこから歩いて家に帰ると1時すぎ。好い風の一日で気持ちよかったけど、ちょっとふらふらです。
2009.06.30.tue.pm 「新潟 mu-an ヒナタボッコ展」
嬉しい。本当に嬉しい。新潟のギャラリーmu-anのホームページに自分の名前があることが嬉しい。本当に、本当に、本当に嬉しい。嬉しいです。
2009.06.30.tue 「差し入れは」
今から搬入に向かいます。緊張しつつも、落ち着いている。今の自分を受け入れているような感覚。
さぼり気味だったニンジン・リンゴジュースを飲みました。久々にレモン入りで贅沢です。最近、肌の調子がいいみたいで、人に肌がきれいになったと言われました。自分ではまったく自覚がなく、化粧水と乳液と日焼け止めをぬりたくって終了の半透明の気休め。たぶん、言った人も何となくそう思ったんだと思います。でも、本当にそう見えるなら、ニンジンジュースか、ショウガ紅茶か、毎日食べる酢の物のおかげかなぁと思っています。ということで、個展の差し入れはニンジンかショウガが嬉しいかも。って、ずうずうしいですね。
えみさんと約束した時間は、ちょうど雨がやんでいて、二人でゆっくり短冊をかけました。今年で8年目の七夕。たくさんの思いが、風にゆれ、雨にうたい、光を受けます。個展期間中、12日まで掛けていますので、まだまだ、葉書をお持ちの方はぜひ送ってください。葉書希望の方はご連絡ください。
搬入には中島くんと濱ちゃんが来てくれました。「ほとんど出来てるやん」と言われながらも、意見が聞きたくて頼ってしまう自分。一緒に見てもらえるだけで安心なんです。感謝しております。今回のテキストをまとめた冊子は見本のみ作りました。もし、もしも、欲しいと言う方がいれば制作いたします。もし、おられたらですが。作品の値段も、ふにふにと考えて、悩んで、迷ってしまって。結局、7月やしと、決めました。お金のことは、まだまだ難しい。自信もって、責任もって、気持ち好く決めたい。決められるようになるのだろうか。いつまで経っても、悩みそうです。
展示は明日から。一年に一度の大切な時、私の新年が始まります。さぁ、まだまだ七夕と朗読会に向けて頑張らねば。笑顔で楽しんで頑張りすぎないように、頑張ります。
2009.06.30.tue.am 「雨」
雨。梅雨の雨。静かな雨です。
2009.06.29.mon 「搬入前夜」
6時に目が覚めて、6時半に起きる。文章を書こうと思ったけど、散らかった部屋が気になり出して、落ち着いて文章を書くためと、片付けはじめます。と言っても片付けるのが苦手なので、捨てるものと捨てないものを別けているという感じ。もう一回、段階を踏まないと綺麗な部屋への一歩は踏み出せません。
明日はついに搬入。その前に、えみさんと短冊を桜の木にかける約束をしました。ギャラリーに届いた短冊と、テーブルで珈琲を飲みなが書いてくれた短冊。どれだけ集まっているか楽しみです。その時だけでも、雨がやんでいたらいいのですが。搬入は中島くんに手伝ってもらいます。いつもはあまり展示のことで相談しないのですが、今回は何度か迷っていることを、どう思うか聞きました。よくわからない状態で何かを言う人ではないので、いいか、わるいかの返事のみ。それでもありがたいことです。今後は、もっと周りの人の意見を聞いていきたいと思っています。そう言えば、永井さんと中島くんが、遠からずよく似た意見をくれました。これから踏み出す一歩へのヒントかもしれません。
逗子のcoyaで行うイヴェント “la voix du vent” から生まれた冊子「マーガレットプレス」。今回、個展期間中に5冊限定で販売いたします。大切に人から人に伝えたい思いがあるから、お店に置いて頂くかたちでは販売しておりません。私も一冊目に文章で参加しております。二冊目はSEWING TABLE COFFEEのえみさんが文章を書いているとのこと。私は、また三冊目に参加させて頂く予定です。そして、ブログ http://mpress.exblog.jp/
の方でも一緒に書かせて頂いていて、勝手にずうずうしく仲間になっております。今後、いろんなかたちで芽を出し、葉を広げ、花を咲かす冊子です。やっぱり一冊目を、ぜひ手にとって欲しい。いろんな人の思いのつまった冊子をぜひご覧頂きたいです。気になる方はぜひ。限定5冊で関西に来ますので、ご覧頂きたいです。
と言って、明日から始まる新潟のギャラリー、 mu-anの企画展「ヒナタボッコcafe展」の冊子を作り損じました。今から作れるか私。勘違いから失敗してしまい反省しております。それでも、3点の作品と言葉の鞄と冊子、そしてBOOKLOREの本を置いて頂いています。何はともあれ新潟進出です。ありがたいことです。新たな出会いがあることを願います。
2009.06.28.sun 「大切な言葉」
家に帰って、今回の展示のもうひとつの作品を仕上げました。これまでの一年間の毎日の言葉。気持ちひとつ、ひとつを拾いあげて一冊にまとめました。日々の言葉と作品、そして笑顔。来てくださった方はどんな風に感じるのでしょうか。
この展示のために、去年の7月からの日記を全部見直しました。何度も読んで、一日、一日から、言葉を拾いました。同じようなことを繰り返し書いていたりもするのですが、同じではありません。私が思ったこと、考えたことは、その日だからこその気持ち。それと同じで「笑顔」とひと言で言ってしまうと、ただ笑っていたと感じてしまいますが、誰かに対してだったり、何かがあったからだったり、その時その時違います。その笑顔のひとつ、ひとつを、日々の言葉と同じように大切にしたいと思いました。今日があって、明日があって、ということを日記で意識し、誰かに対して、何かに対して、ぽっと生まれた笑顔を自分の中で意識する。そういうことが、とても気持ち好いと思えるようになりました。日々の言葉と作品、そして笑顔の繋がりは、そんなことを思って生まれましたが、まぁまぁ、そんなに深い意味を持たせようと思ったわけではなく、今、笑っている自分の一日一日を振り返って、確かめたかったのだと思います。
今回の展示はいつも以上に悩みました。まだまだ、自分には足りない部分がたくさんあるし、これからいろんなことを学んでいかないといけないと感じました。でも、この悩んだことも続ける間の大切な時間だったと思います。そして、制作を通して、また素晴らしいことを見つけました。「笑顔ひとつ」。これからの自分への大切な言葉になりました。まだ、展示はこれからです。いつもながら、いつも以上に緊張しています。ギャラリーに展示しているものも作品ですが、「笑顔ひとつ」という言葉を見つめて来た私自身が一番の作品です。ぜひ、今の私に会いに来てください。いろんな方と、たくさんお話が出来るのを楽しみにしております。
2009.06.27.sat 「ウロウロ」
朝から、隣の家の赤ちゃんが泣いている。泣いているのか、鳴いているのか、哭いているのか。あんだけ体全部で声を出したら、きっと好く眠れるだろうなと隣の女は考えます。
作品の一部は星ヶ丘に送りました。言葉のテキストは印刷ミスで、紙が足りなくなってしまい完成せず。作業が慣れてくると失敗してしまいます。大切な作業が出来なくなってしまい、後は何をしたらいいのかとウロウロ。そうやっているうちに、部屋にいろんな物が散らかっていることが気になりはじめます。片付けるのは個展が終ってからにしよう。まずは、七夕と朗読会の準備もあるしと知らん振りして、またウロウロを続けます。
2009.06.26.fri 「あと4日」
目覚ましの前に目が覚める。「あと4日」。寝てる場合じゃないと、6時に起きて、ゴミを出してからパソコンの前に。作品が出来ても、まだまだすることがあります。今日は、仕事の後に職場のミーティングがあるし、朝の頭でテキストを完成させようと思います。
物干し場に並べた植木鉢。朝顔の芽はまだ出ていません。土の中で、まだまだ、することがあるのでしょう。
2009.06.25.thu 「朗読会のこと」
もともと、インターネットで誰かの日記を観ることは少ないのですが、今はさらに自粛。でも、久々にSEWING GALLERYのページを見て、中西さんが7月11日の朗読会のことを書いてくれていたことに感激しました。嬉しい言葉。出会った頃から、彼女も変わらないし、私もずっとそのまま。中西さんは、いつもそばで見守ってくれている気がします。朗読会では、青 AO としてお菓子を作って頂きます。なんでも思いついた、おもしろいことをして欲しいから、お菓子は“有料”というかたちですが、きっと、みんなが気になるものを作ってくれるはずです。笑顔な食べ物楽しみです。私は水だしのお煎茶か、ちょっと甘いお茶を用意しようと思っています。と、やっと、さっき、作品が出来たので朗読会のことを考え始めています。実は文章はこれから。と言っても、ネタは盛りだくさんにあるので、考えるのが楽しみです。個展の準備、七夕、朗読会と、最終日を迎えるまでは気が抜けません。
2009.06.24.wed 「sky」
午前中に母から、先日作った土台が届きます。土台なんて言うと大げさですが、小さなパネルです。今日はまず、作品を仕上げるぞと意気込んでいたのに、試しにと作品をパネルにつけはじめると、次から次に気になります。結局、ここまでしたんならと全部しようと意気込むと、「まだまだあるやん」先が気になって仕方がない。追いかけていたものに、追われる感覚。気がついたら3時すぎ。1時半には終わるだろうと思っていたのが、結局4時までかかりました。朝からご飯も食べずでしたが、きりのいいとこまで一応出来て、ほっとします。
今日は中島くんの個展の最終日。搬出の手伝いも兼ねてmizucaに向かいます。DVDで観たと言っても、やはり音へのこだわりや演出で違いますね。空間で音と映像に囲まれながら、今、自分がどこにいるのかわからない感覚に。テーマや作者の思いも重なり、私自身の空に手をのばすんだけど、その時の波や風や雲に届かないもどかしさ。ギャラリーの空調が除湿になっていたからか体が熱くなってきて、終わっても椅子にぼんやり座っていました。「ぼちぼち」と本人は言っていましたが、たくさんの方が来てくれたようで、よかったです。さぁ、次は私や。
2009.06.23.tue 「一日の第二ラウンド」
仕事が終わって会社を出る時に、思わず「よし」と気合いを入れる。家に戻って、第二ラウンド。まずは何をするかを考えます。
職場では冷房対策に厚着をしますが、家では薄着。ティーシャツに昔作った綿のギャザースカートをはいて、足もとは裸足。頭には手ぬぐいをくくり、まずはパソコンの前に座る。チェックをしたテキストの書き直しをして、もう一度印刷。気が付いたら10時すぎ。晩ご飯を食べるか、どうするかを悩みます。冷凍していたご飯と、冷蔵庫のヒジキの煮物、キュウリ、ダイコン、ショウガの酢づけを小さな器によそって机に並べました。そして、さっさと食べて、作業に戻ります。
2009.06.22.mon 「……。」
朝、8時半。高槻から京都にもどって、日めくりのカレンダーを2枚めくる。薄暗い家の中でひと息。やることで頭がいっぱいだけど、まずは仕事にいくための準備をしなければならない。外は雨、今日は一日こんな天気だろうなと、天窓の空を見上げます。
前の日から父の元気がなかったので、仕事の後に家に電話。母に父のことを聞くと「心配ごとが多いから」。その後、言い忘れたことがあって、もう一度かけると「お父さんが、カズミがどうしていくんかも心配やって、言うとけって」父の元気がないのは私も原因のひとつ。そりゃそうだと返す言葉がありません。作業を手伝ってもらったり、自分の気持ちばかりを押し付けて考えてはいけない。父が私に望むことも、母が私に願うことも、わかっています。わかっているけど、そのためにどうにかしようとしていない。自分が続けている活動は理解してもらえるように、お金に繋がったり、生活が安定したりすればいいのですが。それに対する自分の思いも曖昧だから、なんとも答えられません。母の言葉への返事は「……。」ごめんなさいと謝る気持ちよりも、それでも助けてくれる両親に感謝するばかりです。
2009.06.21.sun 「気持ち、気持ち」
朝から父と母と木材を買いに。寸法は自分で決めたのに小さい作品だから、広い空間でどうなるか不安もよぎります。「大きさじゃない、数じゃない、気持ちや気持ち。自分で納得できるイメージやったら、誰に何と言われようと思いは揺るがへん」と、言い聞かせている自分が情けない。
工場で母とボンド付け。父は作業をしやすいように準備をしてくれて出かけました。母とふたりで流れ作業のようにしているとお昼までに作業は終わってしまい、後は家に帰ってテキストを何度も見直します。60枚の内容を何度も読んでいると、半分ぐらいで意識がいい加減になってきます。最終的には最後から見直す必要がありそうです。
2009.06.20.sat 「性格はかわらず」
後、数日。したいことは、まだあるけど、休みの日も後少し。今日は夜から高槻に帰って、明日作品の土台作りをします。父や母の都合もついたので、木を買いに行ったり、手伝ってもらう予定。最初は自分のしていることを見てもらおうと思ってお願いしていたのに、最近では毎年恒例になっています。それでも、嫌な顔せず引き受けてくれることがありがたい。
今回の個展のために一年前から日記を見直しています。読んでいると、去年はもっと暑かったことがわかります。そして、今ごろハエが大量発生していたことも。それと、ギリギリまで制作していたことも。気候の違いはあっても、性格はあまりかわらないようです。
2009.0619.fri 「恋の味は」
「レモン味の恋をするようにって、レモンの飴をもらったみたいです」と人に話すと「畑尾さんはどんな味?」と突然、聞かれて戸惑います。ふっと思いついたのは「この前つくった山椒の佃煮」と答えたら、質問した人が「えっ」って苦い顔をされていました。私としては「味が薄くて、山椒の味がする」と言われたのを思い出して、素材そのものの味という意味で答えたのですが、誰も分かりませんよね。難しい質問です。
やっと、新生姜を買いました。近所の商店街の「のぶちゃんの野菜」は国産の野菜を扱っていて、安心して買うことが出来ます。家に帰って、生姜をスライス。一度茹でてから、甘酢に漬けます。明日の夜に、高槻に制作も兼ねて帰るので、父の日のプレゼントにしようと思います。私自身、酸っぱい方が好きなので、何度か梅酢を足してみます。
BOOKLOREの中島くんの個展がmizucaで始まりました。横須賀アートウィークには行けなかったので楽しみにしています。実は、我慢出来なくてDVDを観てしまいました。でも、行きます。とうことで、ぜひぜひお時間のある方は観に行ってください。
中島恵雄 個展『 SKY 』
6/19 - 24 mizuca (喫茶・ギャラリー)
京都市下京区寺町通り松原下ル植松町731-1小松ビル2・3階
http://www.mizuca.com/
2009.06.18.thu 「そして、雨が降る」
お昼すぎ、急に暗くなって、風が強くなり、雷が鳴り、雨が降りました。とても、激しい雨。「夜の9時ぐらいやって言ってたのに」と職場の人が何度も言います。帰るころにはすっかり晴れていて、7時前だというのに青空が広がり辺りは明るい。午前中からいろいろ心配ごとがあって、そのことをずっと考えていました。それが「もう心配しなくていい」と言われても、まだ気になって仕方がない。雨が降る時は降るし、やんだ時には清々しいと感じる。自分の目の前にあること、そうだという言葉を信じよう。そんなことを自転車に乗りながら考えていました。
制作はまだまだ真っ最中で、ひとつ、ひとつ、悩みながら作業しています。残りの日数ですべきことのスケジュールを考えてずるずるとしてしまわないようにしないといけません。
2009.06.17.wed 「集中力」
制作をしていると壁の向こうで、コトコト音がします。押し入れを開けたら正体を判明することができるのですが、なんとなく顔を合わせたくない。気にしないでおこうと思いながらも、気になって壁をゴンゴンたたいてみます。そんな私を全く気にしていない相手の方がウワテ。コトコト、何やら、何かをやらかしている。それが、気になって、気になって仕方がない私は本当に集中力がありません。
2009.06.16.tue 「そういえば」
そういえば、前の日も同じ事で悩んでいた。今日は、その事で、もう悩んでいても仕方がない。随分前から、みりんと醤油がなくなりそうで、買うかどうかを悩んでいました。ついに朝のお弁当で使ってしまったからと、やっと購入を決意。値段を見て、どれにするか決めるのですが、高くても安心で美味しいものが本当は欲しい。しかし、そんな思いに反して、普通の何処でも手に入る安いものを購入。家族がいたり、自分ではない人のことを思って料理をつくるんだったら、ちょっと奮発もできるのかもしれない。って、そんな言い訳を考えるより、体の中に入るものなんだから、自分のために好いものを買うことが出来る人になりたいです。
2009.06.15.mon 「日々を記す」
しばらく、日記を更新しないでおこう。なんて思っていたのに、結構、この日記が生活の一部になっていることに気が付きます。更新していなくても、その日のことは書き留めているので、ホームページに載せていなくてもいいやと思うんですが、そんな時にいろんな人の顔が思い浮かびます。結局、我慢できずにパソコンの前に座り込んでしまう。
去年の7月からの日記を全部見直していると、一日だけ書いていないことに気が付きました。どうして書いていないのだろうと思っても、その日の気持ちや出来事を、もう思い出すことができません。感じたこと、考えたことなど、何度も同じことを書いていたりするんですが、そうやって繰り返しながら自分の一部にしているのがわかります。日記を見ている人は「また、この人、同じことを考えてはるわ」と思っているかもしれない。まぁまぁ、これは私の日記で、日々の記録。でも、やっぱり、一日だけ抜けていると、記憶にない日のことが気になって仕方がありません。
彼女の「詩」も5月からずっとパソコンのメールに届いています。あえて、返事をせずに、のぞいている私。長かったり、短かったりする彼女の言葉が、ころんと気持ちの中に転がる。たいてい朝に開いたパソコンで見るので、一日の始まりのひとつのフレーズとして読むのが心地好い。いろんな人に見せたいなぁと思うんですが、自分のパソコンに届く特別感があります。今後も待ってますなんて言いません。楽しみにしていますなんて言いません。でも、届くと嬉しいんです。ほっと、安心するんです。
2009.06.14.sun 「言葉を見つめる」
家に帰って、テキストの見直し。夜の9時をすぎになってから「ご飯、どうしようかな」と考える。ひとりご飯はもくもくと、しっかり食べて終了。その後も、パソコンに向かって言葉を見つめます。
2009.06.13.sat 「おもいがけない贈り物」
ポストに運送会社の不在届け。誰からかなと宛名を見て「えっ」と驚く。再配達を依頼してからも、その方から何が届くのだろうかと気になってしかたがない。呼び鈴が鳴って、ハンコ代わりのサインをして、扉を閉めてからすぐに封をあける。送り主は新潟のmu-anというギャラリーのオーナー立見迪子さん。7月の企画展「hinatabocco cafe」展に参加させて頂くことになって、そのDMと一緒に立見さんの詩集『おもいがけない贈り物』とmu-anから出版した詩画集『まちえーる』を送って下さいました。本当に思いがけなくて、嬉しくて、嬉しくて、声を出して読みました。立見さんの優しい言葉に私の気持ちが重なる。昨年の今頃から、新潟で何かをしたいと言いはじめて、いろんなことがあっての今日の贈り物。確かな人との繋がり。もう、マサヨさんをはじめ、お世話になった方々に感謝するばかりです。
「hinatabocco cafe」展は、本や作品の展示をゆっくり楽んでいただくという企画。お世話になった佐藤有紀江さんや、憧れの内藤三重子さんも参加されます。私は作品と冊子を展示して頂く予定。その間、ポエトリーリーディングを行い、私の朗読会のことも告知して下さるとのこと。嬉しいです。新潟の方はぜひ足をお運びください。と、言って私の新潟サークルはまだまだ小さいものですが、いろんな方の力添えでちょっとずつ膨らもうとしています。心より感謝。
2009.06.30- 07.05 「hinatabocco cafe」展
6/30・7/4 13:30〜 ポエトリー・リーディング
ギャラリーmu-an 新潟県長岡市呉服町2-1-5
http://www.mu-an.net
2009.06.12.fri 「布団の上で」
朝起きて、日めくりカレンダーを見上げる。11日。一枚めくるから12日。もうあと少ししか時間がないことに焦り出す。電気もつけずに、布団の上で、搬入までのスケジュールを考える。もう、とにかく、やるしかない。ご飯もニンジンジュースも手抜きにしよう。とっ散らかった部屋も、たためていない洗濯ものも仕方がない。しばらく日記を書くのもパソコンの前に座り込むのはやめよう。一年に3回個展をした去年はこんなことを感じる時間が3回もあったということ。自分で、自分をドキドキさせることが度々ですが、このドキドキはなんだか違うみたい。やっぱり、ほっとする安心の方がいいよと自分に言い聞かせます。
2009.06.11.thu 「祝 beyer」
我が仲間、我が友達、我が同志、私にとって大切なふたり。梅田くんと三倉さんのお店 beyerが今日で一周年。梅ちゃんがお店をしたいと言っていたころから話を聞いているから、一年以上前からのいろんなことを思いだします。頻繁に行くことが出来なくて、というより自分が出かけないから、オープンしてからの日々をほとんど知りません。でも確かに、大切な時間を気持ちをこめて紡いることを思います。自分の特等席のようにカウンターに座って、三倉さんの話を聞く時に彼女の表情を見て感じます。beyerに置いてもらっている冊子を手にして連絡をして下さる人たちからも伝わってきます。ひとつ、ひとつの出会いと繋がりを大切にしていること。自分たちが出来ることはなんだろうって、ふたりがまっすぐに見つめ考えていること。SEWING GALLERYが始まるもっと前に出会った梅ちゃんと三倉さん。大好きなふたり。いつも刺激をくれるふたり。私にとって大切な場所にいつか足跡を残したい。beyer夫妻にお願いしたいのは、私をぐんぐんひっぱり出してほしいということ。心よりおめでとう。心よりありがとう。そして、今後もどうぞよろしくお願いします。そうだ、三倉さんの詩集「月のスープ」と「water hole memo」がBOOKLOREから出て一年なんですね。まだまだ、これから、もっともっと、たくさんの人に手にとってもらいたいです。
beyerの一周年の日に、朝顔の種を植えました。また、新しい芽が出るのを楽しみにしています。そして、どんな根っこをのばすのでしょう。これからが楽しみです。
2009.06.10.wed 「ドキドキしたい」
晩ご飯を作っていて、包丁で指を切ってしまいました。爪の上から血がにじむのを見て「いたっ」「いたい」「いたーい」「いった」「いったー」ひとしきり、ひとりで叫んでから、畳に正座してご飯を食べ始めます。部屋に響くのはラジオのニュースと雨の音。私はキュウリをぼりぼりと壁に向かってほうばります。
「ドキドキしたい」 そんなことを言って、みんながどう感じるかわかりませんが、ドキドキする事は身体にいい気がするのです。オヘソから手のひらひとつ上ぐらい、胸の間のど真ん中。何かが飛び出すんじゃないかと思うほど高鳴る心臓。なんて書くと大げさですが、楽しいや、嬉しいのドキドキは血の流れもよくなって、顔も晴れやかになる気がします。ドキドキしたい今日この頃。私がそう言うたびに、周りの人をドキっとさせるみたいです。
2009.06.09.tue 「梅を漬ける」
和歌山の青梅をもらったので、梅酢と悩んだあげく梅酒を漬けることにしました。でも、昨日、学園の裏庭に落ちている梅を中山先生にもらって、それはお酢に漬けました。梅の漬かった瓶を眺めるのが好きです。揺らしたりして、どんな味になるんだろうなと思いながら見ていると、梅酢になるはずの瓶の中で揺れるもの。よく見ると、小さな虫がいくつか浮かんでいました。落ちていたのを拾ったし、しばらく水に漬けておいたらよかったけど、もう遅い。そこで考えます。“ 普通 ”なら捨てるのでしょうか。もちろん、それも考えました。でも、やっぱりもったいない。まぁ、星ヶ丘の虫やし大丈夫やろ。根拠のない理由ですが、分かってくれる人が数人はいるはず。一度、梅を取り出して、お酢をこして、一応煮沸。1.5、1.5の視力で小さいのがなくなったのを何度も確認して、後は時の流れに任せて忘れることにします。でも、こういう事って忘れないんですよね。まぁ、カビよりマシ、虫がつくほど美味しいのだと思って、自分のための料理に使います。
2009.06.08.mon 「月曜日の星ヶ丘へ」
休みや予定のタイミングが合わず、月曜日だけど星ヶ丘へ。どうしても早めに持って行きたいものと、もらいたいものがあったため。というか、いろんな準備が遅くなったというのも理由のひとつ。学園の庭をぐるっと歩いて、ギャラリーへ。今、ギャラリーでは「そのひとに」という企画展をしています。誰かが誰かを思って作った服。ひとり、ひとりの物語にふれて、観る人の記憶に問いかける。観ながら私が思ったのは、友達のために作ったウェディングドレスと母が作ってくれた花柄のワンピース。気持ちのこもった一枚。その思い出があることで、また誰かのために作るような気がする。あの日の涙、あの時の笑顔が頭に浮かぶ。企画展は今週末まで。お時間のある方は観に行ってください。展示のための50部限定の冊子も、ぜひとも手に取ってご覧下さい。私も欲しいです。
夜は、濱ちゃんと中山先生とご飯。この3人ではめずらしいこと。まぁ、私が誰かと外食することがないのも理由のひとつです。三人で何をしゃべったかと聞かれると、なんやったけ〜という感じ。それでも、笑って、真面目な話をして、また笑う。やっぱり、人と会うのは大切です。気持ちが柔らかくなります。濱ちゃんも私も制作真っ只中。それでも、羽を休めるようにとても好い時間を過ごすことができました。
家に戻って洗濯物を入れようと物干し場を見て思い出します。そう言えば、アユミさんにもらった種の芽が出てきていたのに、朝見ると双葉が全てなくなっていました。三つの鉢全部。「なんでやねん」誰に対してかわからないつっこみを
思わずつぶやいてしまう。まだ種はあるので、もう一度植えようと思います。食べられる草だと聞くと、どんなものだかどうしても気になってしまいます。
2009.06.07.sun 「お友達に紹介してください」
種蒔手帖の日記を見て新潟の方から連絡を頂き「これは」と飛び付かない訳がない。8月末に新潟のギャラリーで朗読を行う方向で話が進んでいます。でも、少し前は、全く白紙の事で、唯一新潟で連絡をとっている方に頼りっきり。いろいろ頑張って頂いても、やっぱり本人が伺わないと、どうにもならない事がわかりました。特に私は名前が知られている訳ではないし、本などのきちっとした形もない。自分のような人のために力を貸して下さる方々、連絡を下さる方々に心より感謝するばかり。私が今、出来ることは活動を地道に続けること。そして、いろんな場所に出向き、人と会い、自分のしていることを見て頂くこと。
そう言えば、何も決まっていない時にひとつの案としてチラシに「新潟のお友達に紹介して下さい」と書いたらどうかと提案しました。何が起こるかわからないなら、なんでも面白いことを考えたい。ひとつでも小さな何かを拾いあげ、そのひとつを宝物のように大切にしたい。
いろんな人のおかげで不思議なご縁が確かに広がっています。嬉しいことです。みなさん、ありがとうございます。
2009.06.06.sat 「小さな種から」
昨日の夜に山口県の方からメールをもらって、今日は新潟の方から葉書の問い合わせ。お二人とも種蒔手帖のホームページの日記を見て。種蒔手帖のページをされているのは山口県在住の方。今は七夕の葉書と短冊の繋がりですが、出会ったのはSEWING GALLERYが始まって最初に個展をした時でした。4月、桜が満開の頃『鍵』という個展を行いました。それぞれの名前をつけた扉の向こうに広がる景色を描いた作品。作品の横には同じものを小さく印刷して、その前にOHPシートで扉を描き、そこにひとつずつ革で作った鍵をかけました。自分が錠前の工場の娘でもあるからと、初めてのギャラリーでの個展ということで扉と鍵。私の扉から吹く風をみんなに伝えたい。そんな思いを込めて。その時に出会った彼女は、作品と扉の前にかかった鍵を見て、これを絵本にするといいと興奮しながら言ってくださいました。あの日のことをよく覚えています。彼女と会ったのはその時だけ。七夕がなかったら、この繋がりも思い出の中だけだったと思います。毎年、彼女が短冊を送ってくださる封筒は、お菓子や何かの包装紙で作っていて気持ちがほっこりします。日記にも嬉しい言葉を綴ってくださっていて、いつかきっとお会い出来る日が来るだろうなと、なんとなく思います。でもまずは、彼女から頂いた繋がりに感謝。ありがとうございます。
2009.06.05.fri 「同じ空を見上げて」
6月も、もう5日。「制作進んでますか〜」と職場の人が親切に声をかけてくれます。その返事は笑顔で「……」。って、前向きに悩んでいるだけなので、好い時間を過ごしています。
今日はやっと、星ヶ丘に集う人たちに七夕のことでメールをしました。7月7日に毎年、SEWING TABLE COFFEE、SEWING GALLERY、SG mania staff
、洋裁学校の星ヶ丘学園に集う人たちで、ささやかながらも楽しく七夕の夜を草原で過ごすために、夏祭りのような夜店をみんなに出してもらっています。そのための連絡。もう今年で8年目。何も変わることはないのですが、変わることがないからこそ、毎年同じことを連絡し確認をして、気持ちを高めていきたいと思います。せっかく、みんなでひとつのことに向かうのだから、むくむくと気持ちが膨らんで行く方がいい。さてさて、今年はみんなどんな夜店を考えてくれるかも楽しみです。私はと言えば、三倉さんとふたりで言葉を綴るマリンガールズとしてリーディングを行います。おぉ、愛方よ。こちらも気張っていきましょう。ということで、やっと七夕隊長も動き出しました。この季節、私が七夕に個展を行うだけではなく、短冊に願いごとを書いて気持ちと向き合う時間をもってもらうきっかけになったらいいなと思っています。個展の葉書の一部は今年も短冊になるように作りました。遠くの方も星ヶ丘に送って頂ければ、最終日に燃して天の川に流します。もう、短冊がギャラリーに届いているようです。裏の喫茶でも、短冊を書いて頂けるようにペンとハサミを準備してくださっていました。七夕。私だけの個展ではないのです。どうぞ、ふるってご参加ください。先ほど、山口県の方から葉書を送ってくださいとメールを頂きました。ナイジェリアの方からメールを頂くぐらいなのですから、どこに住んでいても遠くの方なんて感じません。みんな同じ空を見上げて、同じ星を眺めるんですから。
昨日から悩んでいた作品を時間をかけて考えていると出来上がりました。私にボツはないようです。いいのか、悪いのか。時間が経つと余計に愛情が湧いてしまいます。
2009.06.04.thu 「尊敬する人達」
「ひとりで、さみしくないん?」母が久々に私に聞きます。答えに困って、言葉に詰まってしまう。
制作が行き詰まると、いろいろ考えてしまいます。この家で住み始める時から覚悟をしていたはずなのに、やっぱり今年はお金が厳しい。ここに住んで得たものはたくさんあるし、そんな中で考えることも大切だからと母に話します。でも、やっぱり水道代の通知がきたり、何かの出費の予定があるたびに、息が詰まりそうになります。結婚の予定だってないし、もう家に帰ろうかな。そんなつもりもないのに考えてしまう自分が情けない。
私は「お母さん」を尊敬します。私の母だけではなく、親として頑張っている人達を心から尊敬しています。私はひとりだから悩んで、そこから逃げ出すことも、手を抜くことも考えてしまうのかもしれない。でも、子供のいる方々はそういう訳にはいきません。守り、育てる、そして自分自身も成長する。悩んで、行き詰まることがあっても、家族のことを思って笑顔で振る舞うお母さん。お母さんの元気が家族の笑顔で、子供達の安心。たくさんの尊敬すべきお母さんを励みに頑張ろう。私の悩みなんてちっちゃいもん。さぁ、母の野菜を食べて作業の続きをしよう。
ネズミの気配を感じないこの頃でしたが、今年初のゴキブリを発見。3月のホウ酸団子も効いてないなと思っていたら、天井で足音。存在のアピールは必要ないでと、天井に向って突っ込んでしまいます。
2009.06.03.thu 「海が届く」
郵便受けに、しゃらりと海が届きました。そして、私を思って切ってくれた一本の木も。
濱ちゃんの切り絵満載の手紙が、大きな郵便受けに抱き抱えられるように、すっぽり入っていました。濱ちゃんがすぐそばで笑っているのを感じながら、そっと開けます。優しくて、まあるい温度を感じる手紙。嬉しい。
毎月、SEWING TABLE COFFEEにて「まんまる手漕ぎ 文の日郵便」と題して、濱ちゃんが作った便せんや郵便物を準備しているそうです。もちろん、手にとって購入も出来ます。今月は16日、ぜひ、お時間のある方は、濱ちゃんに会いに行ってください。
遠くの笑顔
すぐそばの大切
ふと浮かんだ
あの人に綴る
笑いがたえない
愉快な波間に
誰かを思うきっかけを
そっと
拾う一日に
人に貸していた2006年5月号の雑誌「ku:nel」を返してもらいました。SEWING TABLE COFFEEの一年を綴ったものを久々に読みました。取材とは全く関係なく自分がしゃべった言葉を載せて頂いています。あの日のことは覚えています。ギャラリーの入り口のあたりに立って話したことも。自分の言葉が、ライターの方の気持ちに刻まれた事が本当に嬉しかった。そして、改めて読んで、自分の言葉にうなずく自分。それでいいんだと確認するように。あの日の気持ちを大切にしていたい。これからもずっと。
2009.06.02.tue 「父のこと」
朝起きて、ゴミ出しをしてから、なんとなく切り干し大根とイカを炊きます。そして、ぼんやり父のことを考える。
工場の社長である父を私は尊敬してます。錠前の特許をいくつも持っている父を尊敬しています。こんなものを作れないだろうかと相談すると何でも「よっしゃ」と出来ないことはないという返事をくれる父を尊敬しています。蘭やカサブランカなどの花を根気よく育てる父を尊敬しています。父は畑尾家の大黒柱です。お風呂に入るのも父が一番。父は玄関から家を出るけど、他の家族は勝手口から出入りをします。父のおかげで私はここまで成長できたと心から感謝しています。今、景気がよくなって欲しいと願うのは、父の笑顔を見たいから。そんな父も、もうすぐ68歳。これから、もっと頑張って欲しいと願うのではなく、私が安心させてあげるべきなのです。母のようにふたりで話をすることがないから、父がどう思っているかはいつも母伝い。父は母を「おい」と呼びます。母はこれまで「節子」と名前で呼ばれたことは
ないと言います。お見合いで2回会って結婚。その会った時に、母は車に置いてもらおうと手作りのティッシュケースカバーをプレゼントしました。結婚してから車にないので聞いてみると、そういうのを置くのは好きじゃないからと言われたそう。無口で何を考えているか分からない人で、頭がよくて、器用に何でも出来て、人前では愛想が好い、どちらかというと男前だと言われていたらしく、母にとっては難しい人だっただろうなと同じ女として思います。それでも、母は父の後ろを歩き、「おい」と呼ばれれば父の欲しいものを持っていく。母もまたすごい人だと関心します。と言っても、父も愉快な面があるから、母の神から授かったような天然ぶりを「うちのサザエさんや」と言って楽しんでいます。以前、父が入院した際に、母は毎日電車で大阪の病院に通いました。やっと、退院することになった父に「母になんか言うことないん?」というと「ようやった」とひとこと言ってにやりと笑いました。そうちゃうやん、ありがとうやろと思いつつ、笑っている母を見ると二人の間ではそれでいいんかなと思いました。私やったら「ありがとう」」とちゃんと言ってもらいたい。父のような人は夫とてして大変やったやろうなぁ、と母には言いませんが最近思います。それでも、母にとって、父が健康でいてくれることが一番なのです。父が機嫌良く笑っていてくれることが家族みんなの喜びなのです。
今回の作品も、家に帰って土台を作ります。また、父と母に手伝ってもらおうと思います。昔はそんな事を頼むなんて考えられなかったけど、今では頼りにしています。甘えすぎてしまうと申し訳ないので、家に帰る日までにしっかり今出来る制作を頑張ります。
2009.06.01.mon 「4個とひとつ」
おばあちゃんは毎日、4個のらっきょうと梅干しをひとつ食べていました。好き嫌いはなく、みんなと同じだけご飯やおかずを食べました。食べられなかったおかずは次の日に食べていたし、次の日に食べられなかったら、その次の日に食べていました。「おばあちゃんの前、おかずだらけやん」と一緒に笑ったこともあります。焼きそばや、お素麺の日でも、ご飯を食べないと食べた気がしないと言って、必ずお米を食べていました。92歳で風邪をこじらせて入院し、そのまま脳梗塞で亡くなったおばあちゃん。最後に教えてくれたことは、食べることの大切さ。火葬場に入って見たおばあちゃんのお骨は、本当に真っ白で美しいものでした。
最近、体がしんどくて疲れがなかなかとれません。サラダなどの、お酢をつかったおかずを一品食べるようにしていますが、はてさて、それがいいのかよくわかりません。「兄ちゃん最近、体のことを考えて、毎日らっきょう4個と梅干しひとつ食べるから、自分食べんと兄ちゃんにおいてんねん。そやから、今年は5キロらっきょう漬けたし、かずみにもあげるな」と母からの電話。兄は、おばあちゃんと同じように、らっきょうと梅干しを食べています。だけど、なんで4個だったのかは、分からないままです。
去年は梅酒を漬ける余裕がありませんでした。今年もたぶん、いろんな理由で難しいような。それでも梅酢をちょこちょこ漬けていたので、今、サラダに使っています。夏本番、体が疲れる季節本番に向けて、いろいろお酢に漬けたりしたい。新生姜はまだ間に合うかな。そんなことを考えつつ、おばあちゃんとご飯を食べていた頃のことを思い出しました。
「笑顔ひとつ - 九月の朝顔 - 」
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hinatabocco cafe 展2009.06.30- 07.05 |
マーガレットプレスのブログmarguerite diaryに参加しています。ぜひ、毎日のぞいて見てください。 http://mpress.exblog.jp/ |
2009. 畑尾和美 朗読会 『 九月の朝顔 』
「九月の朝顔」と題して、日々の暮らし、人との出会い、日常の小さな出来事を、2008年より綴っています。2009年はもっといろんな人に朗読というかたちで、温度のある言葉を伝えて行きたいと考えています。興味のある方はぜひ、ご連絡ください。全国どこでも、旅費等のことで少し相談にのっていただけたら伺う方向でお話しをさせて頂きたいと思います。
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“村椿菜文 朗読会 at beyer 2009.03.27” |
『 Fantastic Something 』(ISBN978-4-9903667-0-4 C0095 ) ¥1575- (税込み)編集/中島恵雄 装幀/梅田唯史 表紙文字/畑尾和美 私にとって、ものづくりのきっかけとなった小冊子“Fantastic Something”が BOOKLORE(ブックロア) より一冊の本となって発売されました。 ぜひ、たくさんの方に手にとって読んで頂きたいです。 |
![]() 『ボタンとリボン』[BUTTONS AND BOWS] |
畑尾和美 冊子 取り扱い店
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「 のこしたいもの 」
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「左手も添えて」
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la voix du vent・fantastic something poetry reading live2008.09.21.sun 15:00 start |
swimy 協同公募企画展 「おんさ」
2008.07.30 - 08.10 |
- 九月の朝顔 -
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いちりん、にりん - 九月の朝顔 -![]()
2008年7月1日〜7月13日
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marine girls poetry reading live at RUSTIC HOUSE日時:2008年6月22日(日) 19:30 start |
九月の朝顔言葉と糸で暮らしを描いた作品展 2008年2月22日〜3月6日 |
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9つの机 展
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![]() Fantastic Something 表紙原画展 in 松江2001年より北堀江のシャムアで発行している小冊子「Fantastic Something」。 その冊子には、もの書きを生業にしていない人達の詩や散文が収められています。 9月2日にFantastic Somethingをまとめた本がBOOKLOREより発売されました。 その発売を記念して、Fantastic Something初刊より表紙画を制作し続けている畑尾和美の表紙原画展をミリバールギャラリーに引き続き松江のsouka ギャラリーにて開催します。 |
![]() Fantastic Something 表紙原画展2001年より北堀江のシャムアで発行している小冊子「Fantastic Something」。 その冊子には、もの書きを生業にしていない人達の詩や散文が収められています。 9月2日にFantastic Somethingをまとめた本がBOOKLOREより発売されます。 その発売を記念して、Fantastic Something初刊より表紙画を制作し続けている畑尾和美の表紙原画展をミリバールギャラリーにて開催します。 畑尾和美は身近のものを使い毎回冊子のテーマに沿った表紙を制作しています。彼女の制作活動はこの表紙画がきっかけではじまり、今では各地で個展を開催するようになりました。そんな彼女の作家活動の原点から現在までの流れを見てとることのできる作品展です。 |
fantastic somethingfantastic something出版記念 |
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雨の唄2007.6.26.tue - 7.8.sun 11:00-18:00 |
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日々の事柄を、

日々の小さな事柄と繋がりを綴る作品展

SEWING GALLERYは2007年11月19日に5周年を迎えます。それに合わせて、ソーイングギャラリースタッフ9人が集まったグループ展「9つの机」を開催します。ギャラリー内には9つの机が置かれ、その机でスタッフそれぞれが自らの表現発表を行ないます。


